自由+方向性 =デザイン
「デザイン」とは、見た目をかっこよくすることではありません。 「目標を設定して、かたちを組み立てること」、 人任せでもフリーハンドでもなく、 まず自分で設計図を描くことです。
すべてが決められたカリキュラムでは自分の興味が生かせませが、「なんでも自由に学べます」では未来が見えません。
このコースでは、自分なりの設計図を描くための下絵をカリキュラムに準備しています。 自由な関心を確かな設計図に乗せて、 方向性のある学びをデザインしてください。 学ぶのは、美術史というコンテンツとミュージアムというフレームの両方です。
美術史を通してアートが社会の中で果たしてきた役割を学び、美術館の中にアートに期待されていることを見出す。
そこから、あなた自身の未来のポジションが見えてくることでしょう。
‣美術大学とは違い、制作の授業はありません。西洋美術史と美術館、文化遺産の歴史と専門的な見方を学ぶコースです。美術の素養は不要です。 ‣「美術」には、建築やファッション、デザインなども含みます。マンガなど感性文化への関心も大切にします。 ‣一般の美術史専攻と違い、フランス語文学文化専攻内にあるので、フランス語やフランス文化もきちんと学べます。 ‣知識ゼロからステップアップするカリキュラムで、ディスカッションや見学をまじえてアクティブに学びます。 ‣学芸員資格取得に有利なカリキュラムですが、卒業後の進路に制約はありません。一般企業から専門職まで広く活躍の場があります。
より詳しくは、メニューより「コース紹介」「ゼミ紹介」ほかをご覧ください。
ニュース|イベント
- 【入試】 美術館等のミュージアムでの活動体験を評価する自己推薦型入試「美術館体験入試」(通称)を実施しています。1次選考は書類選考、2次選考は授業形式の専門試験と面接です。 くわしくは、「入試」のページをごらんください。2024年の出願期間は9月2日から6日です。美術史と美術館についての学びに積極的なあなたをお待ちしています。
- 本サイト内「大学院美術史コース」のページに、新項目として「ブックガイド|美術史を学ぶために」を追加しました。特に他分野から美術史研究を志す方は、参考にされてください。 14 Aug.
- 特設サイト「時間割から知る文学部」内のフランス語文学文化専攻ページに、美美コース生の時間割と1日の過ごしかたが紹介されています。こちらからぜひどうぞ 25 Mar.
- 大学院で美術史を専門とする院生による読書会+自主ゼミ「ヨミゼミ」が発足します。月に1、2回の例会を開いて知識と情報を共有するほか、クラウド上でも情報交換を行います。ヨミゼミの活動にご期待ください。4月からは、修士課程で6名が美術史を学びます。 14 Mar.
- 大学院仏文学専攻に、「美術史コース」カリキュラムが設置されます。学部の美術史美術館コースを担当する専任教員2名が、授業と修士論文の指導にあたります。これにより、専攻名に関わらず美術史を専門とすることを明示して専門職への応募等に臨むことができます。美術史コースは、2025年度入学生から適用となります。研究科による広報は、こちら 14 Mar.
- 2024年春から、7期生26名が美美コースで学んでいます。 Apr. 1
- ゼミ・大学院卒業生が企画に携わった展覧会「コスチュームジュエリー 美の変革者たち」展が、宇都宮美術館で開催されます。9月8日から12月15日まで。 Aug. 28
- JINSブランドを展開するジンズホールディングスの新社屋は、「美術館×オフィス」とのことです。報道はこちら 5 Oct.
- 「街全体がミュージアム」をテーマとする麻布台ヒルズに、「麻布台ヒルズギャラリー」がオープンしました。 Dec. 21 2023
- 戸田建設は、京橋にアート振興の拠点となる高層ビルを建設中です(2024年竣工予定)。詳しくは、ART POWER KYOBASHI のページをご覧ください。 Sep. 1 2023
- リクルートホールディングスは、アートセンター「BUG」を八重洲にオープンしました。 Sep. 20 2023
- マイナビが、東京・銀座にアートの展示施設を開設しました。《「アート」・「アート思考」が、機械やAIでは代替できない、私たち人間の持つ潜在的かつ無限の可能性を広げる、唯一無二の重要なファクターに》とうたわれています。マイナビアートスクエアのサイトをご覧ください。 Jul. 28 2023
- 美美コース生、そして学芸員のジェンダーバランスは?実は、女性の学芸員は男性学芸員の1.6倍います。くわしくは、このサイトの「よくある質問」のページをご覧ください。 Sep. 19. 2022
- 2022年度から、「中央大学美術史美術館研究会」が発足しました。各学年のコース生の、そして卒業生との交流の場として運営します。学生有志による同好会活動も行っています。2023年度は、アートサイト同好会、ファッション同好会、デザイン同好会、グルメ同好会が活動します。ファッション同好会のインスタグラムはこちらから
美術館見学|2024年度
安全に配慮しつつ美術館見学を実施します。
- 美術史美術館入門演習(2):国立西洋美術館(7月)
- 美術史美術館演習:ファーレ立川(5月)
- 阿部ゼミ(2024年度は担当教員が研究促進期間のため、ゼミ担当がありません。ゼミは天野知香・お茶の水女子大学教授にご担当いただきます。以下では23年度の見学先をご紹介します):国立西洋美術館(憧憬の地 ブルターニュ展)(5月)|夏季見学旅行(倉敷・9月)|東京国立博物館(総合文化展)|国立西洋美術館(「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命」)(10月)|東京都現代美術館(「あ、共感とかじゃなくて。」展)|東京と庭園美術館(「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」展)(11月)
- 泉ゼミ:SOMPO美術館(「北欧の神秘」展)(5月)|東京国立近代美術館(「TRIO」展)(6月)|ゼミ合宿(八王子セミナーハウス)
- フランス近代美術史演習A・B(大学院修士課程:今年度は望月典子・慶應義塾大学教授にご担当いただいています。下記に2023年度見学先をご紹介します):武蔵野市立吉祥寺美術館(「風景というあらわれ」展)(10月)|小金井市立はけの森美術館(「笹川治子 中村研一作品とともに 届けられた色 ー”描く”をとおしてみえるものー」展)(11月)